マイコプラズマ肺炎になった

マイコプラズマ肺炎になったことがあります。

 

最初は風邪をひいたかな、という程度で、

普通よく引く単なる風邪だと思っていました。

 

しかし、一向に良くならず、それどころか

咳がだんだんひどくなり、何日かずっと

高熱もありました。

 

おかしいなと思って病院に行って見ましたら、

気管支炎、とのことでした。

 

薬をもらい、家で休んでいましたが、

これがまた全く快方に向かいません。

 

咳の仕方が独特で、腹の底から出るような咳で、

いったん咳が始まるとせき込み方がひどく、

一晩中眠れませんでした。

 

起きているときも、ちょっと動いたり、

話したりすると咳が出て、本当に困りました。

 

友人の勧めで、異形肺炎など体の裏側から

しかわからない肺炎なども見分けられる名医がいる、

ということで、その病院を訪ねてみました。

 

余りに症状が治まらず、もう半月くらいたっていたからです。

 

そこでマイコプラズマと診断され、

肺炎になっていたことがわかりました。

 

その病院でいただいたお薬で少しずつ良くなっていきました。

 

まずはせき込む状態を止めなければ回復しない、

とのことで、強力な咳止めが出されました。

 

一日一日服用するたびに、ほんの少しずつですが、

せき込む頻度が下がってきて、夜も眠れるように

なってきました。

 

咳はいつも必ずたんが絡んで、これが

いつになっても続きました。

 

仕事に復帰して通常生活に戻っても、咳だけは

しつこく残りました。

 

ゴホゴホ咳をしていると、周りの人は

風邪をひいているんだ、うつる、と思いますので、

散々嫌な顔をされつつ、マスクはもちろんしていましたが、

周りの目を気にして疲れる日々でした。

 

肺炎は、それなりに回復した後が悲惨で、

半年ぐらいは本調子に戻りませんでした。

 

ひどい咳のおかげで体力を消耗し、1か月で

5キロほど体重が落ちました。

 

体力が格段に下がってしまったので、いつもきつく、

普段通りの生活はしているものの、なんとなくだるくて、

これは大変な経験でした。